題　　名	放送年	コ　メ　ン　ト
No Image	魔法使いサリー	1967	女の子向け魔法使いアニメというジャンルを確立した、記念碑的作品。よしこちゃんの弟の三つ子が面白く、エンディングテーマで「俺たち腕白三つ子だぜ、いたずらするのが大好きさ。女の子なんかいじめちゃえ！」と歌うのが時代を感じさせます。今ならこんな歌詞は絶対許されないでしょう。 　男の子はみんな、優しくておしとやかでお金持ちの「すみれちゃん」が好きでしたが、現実にはしっかり者の「よしこちゃん」をお嫁さんにした方が正解だったと、しみじみ思う今日この頃です。
No Image	ひみつのアッコちゃん	1969	当時大人気だった、赤塚不二雄原作の女の子アニメ。「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、お姫様になあれ」とコンパクトに呼びかけたら、変身できるという、女の子の夢を実現して見せ、オモチャの販売にも大きく貢献しました。
	キューティーハニー 新・キューティーハニー	1973	最近実写版でリメイクされた、永井豪の永遠の名作。変身するとき服が破れ裸になるというシーンで、全国の男の子の股間を直撃。その人気は、今も衰えることを知りません。それほど衝撃的でした。私は見たいけれど、恥ずかしくて親の前では見ることができず、親がいなくなるとチャンネルを変えてこっそり見ていました。♪このごろはやりの女の子、おしりのちっちゃな女の子、というテーマ曲も名作。
	魔女っ子メグちゃん	1974	♪二つの胸のふくらみは、何でもできる証拠なの〜という歌詞が鮮烈でした。メグちゃんも、それまでのヒロインよりもちょっと大人びていて、色っぽかったような気がします。それまで魔女もののヒロインは小学生だったのが、ここでは中学生に設定してあったのです。 　「二つの胸のふくらみって何だ」とクラスの女子に尋ねた私は、お間抜けさんでした。
No Image	キャンディ・キャンディ	1976	いがらしゆみこの大ヒット漫画のアニメ化。私は夢中になって読み、もちろん全巻揃えていました。漫画から入った私には、アニメになった絵柄は、少し違和感がありました。丘の上の王子様が、実はアルバートおじさんだったとは、ちょっと無理があるような気がします。ストーリーは、少女漫画のツボを押さえた心憎いもので、見る者の心をとらえて離しません。
	ベルサイユのばら	1979	まんが、アニメ、宝塚と女性の心をわしづかみにした、池田理代子原作の名作漫画のアニメ化。フランス革命を題材にしてオスカルとアンドレの悲恋を描きます。「オスカル！」「アンドレ！」と叫びあうシーンは、いろんなパロディになるほど有名になりました。
	美少女戦士セーラームーン	1992	ミニスカートのセーラー服を着た美少女達が、悪い奴らにお仕置きをするという、オタク心をくすぐる大人気アニメ。女の子にもオタクにも支持されるという大ヒットを飛ばし、続編、続々編、ミュージカル、実写版と次々に作成されました。ヒロインの人数を増やし、どこかに自分のタイプの女の子を見つけることができるという、巧妙に仕組まれた罠にすっかりはまってしまいました。やっぱ水野亜美ちゃんでしょう。
	カードキャプターさくら	1998	「なかよし」に連載したCLAMP原作の人気マンガのアニメ化。ＮＨＫで放送されて人気が出ました。従来からある魔法少女ものに、カードゲーム的な要素も盛り込み、前半ではクロウカード誕生の秘話など、ミステリー的要素も盛り込んで、話を盛り上げます。 　後半は小狼（シャオロン）との淡い恋物語。なかなか切ないお話で泣かせます。 　さくらのあとをビデオを持って撮して回る、お金持ちのともよちゃん。はっきり言って好きです。、