題  名 放送年 コ メ ン ト
宇宙戦艦ヤマト 1974  宇宙戦艦ヤマトが初めて放映された時、私は小学6年生でした。
 ヤマトが示してくれたワープ航法、波動砲、衛星爆弾、反射衛星砲などは、ロボット格闘アニメしか知らなかった私には衝撃的でした。今から見ると、宇宙空間の無重力の表現などに、徹底されてない部分が見られますが、当時はそんなことは思いもしませんでした。
 私は夢中になってみていたのですが、視聴率はあまり上がらず、本当に人気が出たのは、劇場用映画が作られた時です。
さらば宇宙戦艦ヤマト〜愛の戦士達 1975  劇場用映画第2弾。
 イスカンダルから持ち帰ったコスモクリーナーで浄化された地球に新たな敵が現れます。死力を尽くした戦いの最後、ヤマトは古代守と森雪だけで敵本体に体当たりして地球を救います。いわゆる特攻。今で言うなら自爆テロ?。これは大きな感動を呼びましたが、同時に賛否両論で話題となりました。「命を粗末にしている」「特攻隊の賛美につながる」「いや、他に方法がないならどうするんだ」いろんな意見が飛び交う中、大ヒットを記録しました。
惑星ロボダンガードA 1977  松本零士原作のロボットアニメ。
 一文字タクマがダンガードAのパイロットとして、キャプテン・ダンに鍛えられ、成長するドラマ。日曜日の7時台という、マジンガーZなどが放送されていた、ゴールデンタイムに放送されました。
 後半ではプロメテウス星雲への移民の話になり、ドップラー将軍配下の美形将校トニー・ハーケン率いるハーケン突撃隊(松本零士のドイツ趣味か)との戦いが中心になります。
宇宙戦艦ヤマト2 1978  「さらば宇宙戦艦ヤマト」と同じ内容のテレビシリーズ。
 賛否両論を呼んだ映画に配慮したのか、結末がハッピーエンドに変えられていました。よって古代守と森雪は死なず、ヤマトも自爆しなかったことになったので、さらなる続編を作る事ができるようになったのです。
 これがヤマトの大いなる失敗でした。「さらば〜」で止めておけば、宇宙戦艦ヤマトは、永遠の名作として、その名を後世に残したでしょうけど、結末を変え、次々と続編を作り続けたため、そのうち飽きられてしまいました。
 私もこれ以後、ヤマトを見るのを止めてしまいました。最近また劇場用映画を作成するという話があるようですが、西崎プロデューサーと松本零士の間で紛争も絶えないようですし、どうなることやらですね。
宇宙海賊キャプテン・ハーロック 1978  松本零士の漫画の、あちらこちらに顔を出しているほど思い入れのあるキャラクター、キャプテンハーロックが主人公のアニメ。
 連載漫画は、結末がよく分からないまま終わってしまい、マゾーンの軍団は地球に来たのか、ハーロックはラフレシアを倒したのか、アニメでも結末を見逃したまま、今日まで来てしまいました。ハーロックとラフレシアが決闘する前の回まで見たのですが、頭上に広がる地球をさして、「勝った者があの星をもらう」と言って剣を抜いたところまでで記憶がとぎれています。最後はどうなったのでしょうか。ビデオを借りてきて見れば済むことなんですけどね。
 「男は負けると分かっていても戦わなくてはならない時がある」う〜んしびれます。運動会前、小学生の息子にカッコつけて言ってみたら、相手にされませんでした。
 「交響組曲キャプテンハーロック」は良くできていました。名盤です。
銀河鉄道999 1978  宇宙戦艦ヤマト、キャプテンハーロックの成功で、当時松本零士の人気はうなぎ登り。作ればヒット間違いなしの状態でした。そして作られたのが少年キングに連載中だった銀河鉄道999です。
 機械の体をもらうために、謎の美女メーテルと旅をする鉄郎が、行く先々で起こる、いろんな事件を乗り越えながら成長していく物語です。 劇場用映画がこれまた大ヒット。松本零士作品で1番のヒット作になりました。
 映画は鉄郎がカッコ良くなっています。テレビや漫画のみすぼらしい姿では、人気が出ないと思ったのでしょうか。今見るとこっちの方が違和感があります。キャプテン・ハーロックや、クイーン・エメラルダスなど、松本キャラ総出演の感があります。髑髏マークが艦首に付いた、緑色のアルカディア号がかっこいいです。
No Image SF西遊記スタージンガー 1978  ワーグナーに「ニュルンベルグのマイスタージンガー」というオペラがありますが、このアニメとはなんの関係もありませんでした。松本零士は大のワーグナーファンで、「ニーベルングの指輪」を漫画誌するくらいなので、題名に思い入れがあったのかも。
 宇宙の中心(?)大王星で女王になるオーロラ姫を、クーゴ、ジョーゴ、ハッカの3人が大王星に連れて行くというお話。ジョーゴが、なにかにつけていつも電卓を出して、計算するのが面白くて好きでした。。
交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」 1995  ああ、これこれ、このジャケットですよ。松本零士書き下ろしのジャケット。ちょっとコケティッシュなスターシャの顔がかわいいです。アニメの伴奏にオーケストラを使い、それをさらに交響組曲にまでしてしまったのはヤマトが最初だったと思います。それほど松本零士のクラシック音楽への情熱は、大きかったと言えるのではないでしょうか。
 曲は立派。壮麗でスケールが大きく、聴きやすいメロディがとても心地よい物です。在庫切れなのが残念です。
さらば宇宙戦艦ヤマト〜愛の戦士達 2000  さらば宇宙戦艦ヤマトの音楽集。以前出ていた音源にさらに未発売音源も加えて完璧な音楽集になっています。CD2枚にたっぷり入っています。中学校の時聴いてたものはLPでしたが、上記の交響組曲と同様、オーケストラによるシンフォニックな音楽になっています。
 当時はやっていたスターウォーズが、ジョン・ウイリアムスのオーケストラ音楽で印象的だったので、ヤマトも意識していたのかもしれません。
宇宙海賊キャプテンハーロック  ♪宇宙の海は〜俺の海〜やっぱこの歌がなくちゃキャプテンハーロックとは言えません。
 Animax1200シリーズで値段を下げて再発売された物です。
 内容は一連の松本零士のオーケストラ物の中でも、ぴかいちで素。悠然とした弦のたゆたいの中に浸っていると、広大は宇宙の海をハーロックと渡っていくような錯覚に陥ります。
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