SF2 題  名 放送年 コ メ ン ト
No Image 地球へ(映画) 1980  竹宮恵子の人気漫画をアニメ化。繊細なキャラクターと社会的な風刺を織り交ぜて、一大叙事詩になっていて読み応えがあります。映画はヒットしましたが、当時は原作のイメージと違うというコアなファンの批判もあって、賛否両論あったのを覚えています。
超時空要塞マクロス 1982  漂流する宇宙船に一つの町があり、町にはアイドル歌手がいる。その名はリン・ミンメイ。戦うヒーローもヒロインも食ってしまいました。美沙お姉様と、ミンメイの間で、ふらふらと揺れる情けない主人公も、はっきり言ってうらやましかったです
 敵ゼントラーダ軍は、男と女が別々の種族。地球との接触で、男女の愛を知る。「これが文化だ!」と目覚めるいきさつなど、とても面白かったです。
 そしてF14ばりの戦闘機が人型ロボットに変形するフォルムが、なんといっても秀逸。ヴァルキリーは、メカ好きの心を捕らえました。
No Image 超時空世紀オーガス 1983  地上何万キロの上空までそびえる軌道エレベーター。世界を変える特異点。ハードなSF設定に出てくるのは、女とあれば誰彼構わず口説きまくる軟派なヒーロー。私の友達の女の子は、このアニメを見て、「あの男は許せん」と息巻いていました。まだ大学生でした。運命の女性と思ったら、時空を越えた自分の娘だったというオチには、感激しました。
銀河英雄伝説 1988  田中芳樹の長編叙事詩ともいえる作品を、原作に忠実にアニメ化しています。ラインハルトをはじめとして、美形キャラがてんこ盛りの帝国軍に対して、自由惑星同盟は現実にいそうなリアルなキャラで対抗。勝負は火を見るより明らかです。社会的背景から、人生を背負ったキャラクターの魅力などとても深いものがあり、アニメスペースオペラもここまで来たかという感じです。バックに流れるクラシック音楽は、ほとんどの曲を知っている私にとっては、とってつけたようであまり感心しませんでした。
機動警察パトレイバー 1989  ゆうきまさみは、これの作品でメジャーになりました。警察組織をリアルに描いて、パトレイバーというSFチックなアイテムを無理なく物語にとけ込ませています。パトレイバー自体はとくに目新しくもなかったのですが、キャラクターの同士のドラマや、警察組織の軋轢などを熱く描いています。
 最初にOVAとして作成され、劇場用作品、TVシリーズと次々に広がりを見せましたが、やはり、押井守が監督を務めた、OVAが基本でしょう。
ふしぎの海のナディア 1990  いちおう原作は「海底2万マイル」になっていますが、宇宙船は出てくるわ、反重力エンジンは出てくるわ、原作の面影はほとんど残っていません。SF的な設定と、お姫様の女の子、海に消えたアトランティスなど、当時のはやりものがてんこ盛りで詰め込んであります。
 「グランディス一行」は、どう見てもタイムボカンの悪役3人組を思い出させます。
 庵野秀明監督を擁して、NHKが力を入れて作成したこともあり、見応えがあります。
カウボーイ・ビバップ 1998  アニメもここまで来ると、過去に子供向けの手法だったことなんて、まったく考えられません。スネに傷持つ者達が、寄り集まって賞金稼ぎ家業に精を出します。ニヒルな面々が巻き込まれる事件も、奇妙でひねりがきいていて、見る者を飽きさせません。
 ニヒルなSFハードボイルド・アクションと言った所でしょうか。スパイクとジェットがかっこいいんですよ。このアニメを見ていると、自分もまっとうな会社勤めなんか辞めて、ハードボイルドに生きてみようか、なんてバカな夢を見たくなります。
 フェイのような色っぽくて、信用できない女が、近くにいたら面白そうなんですけどね。
 菅野洋子の音楽もヴァラエティに富んで、味わいがあります。エンディングテーマ「リアル・フォーク・ブルース」が最高。
フルメタル・パニック! 2002  これはラブコメ!?体に世界的な秘密をもった女の子かなめを守るために、組織から派遣されたヒーロー宗介。素性を隠して高校生として潜入し、同級生として女の子を守る。組織の軍人だから異常に武器に詳しく、同級生の行動からはちょっとずれてしまいます。このズレ具合が抱腹絶倒。お腹の皮がよじれます。
 ところが、女の子が敵に襲われると、その能力を発揮して女の子を守るヒーロになるのです。この真剣さと、主人公のズレ具合が絶妙で、笑わせてくれます。
 学園ドラマの部分だけで「フルメタル・パニック!ふもっふ」として、別シリーズもできてしまいました。
攻殻機動隊S.A.C 2004  押井守監督の劇場用アニメのヒットから数年後、テレビシリーズとして攻殻機動隊が帰ってきました。劇場版は電脳社会のミステリーを描いた傑作でしたが、テレビシリーズは近未来SF作品に仕上がっています。
 基本的に1話完結ですが、続きのお話もあります。ここまでリアリティを追求して作り込むと、かえってヒロインのお尻が妙に浮き上がって見えるのは、私だけでしょうか。
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題  名 放送年 コ メ ン ト
宇宙少年ソラン 1965  内容はほとんど覚えていませんが、♪ソラン、ソラン、ソラーン、遙かな宇宙から〜という歌の出だしは忘れられません。
 確かチャッピーという名のリスをつれていたような気がします。
スーパージェッター 1965  ♪未来の国からやってきた、夢と力と勇気の子〜。今でも歌を覚えています。かなり人気があった番組で、子供心に夢中になってみていました。流星号がかっこよくて、よく紙に書いていたんですよね。マッハ15のスピードは、実際にはどんなものなんだろう、というような詮索はあまり意味がありません。筒井康隆、半村良らが脚本に参加していたそうです。
サイボーグ009 1968  石ノ森正太郎の大傑作。9人がそれぞれ特殊能力を持つ、という設定がしびれました。テレビシリーズでは、9人全員を活躍させるのは困難だったのか、声優が足りなかったのか、九人のうちの半分くらいしか出ていませんでした。OO7が子供の姿に変わっています。009の「加速装置」は、理解させるのが難しいと判断したのか、特に特殊能力のないリーダーになっていました。
 劇場用映画「怪獣大戦争」などは、夏休みには必ずテレビで再放送されていました。ラストシーンでは画面が映画サイズになってしまい、縦に伸びた顔に女性コーラスが映画の雰囲気を出していたのを覚えています。
科学忍者隊ガッチャマン 1972  ♪誰だ!誰だ!誰だ!空の彼方に踊る影〜白い翼のガッチャマン! 1正統派、2ニヒル、3かわいこちゃん、4こども、5力持ち、というキャラクターに加えて、合体するメカなど、以後のアニメに大きな影響を与えた傑作アニメです。
敵の首領がなんだったのか、宇宙人だったのか?は最後までなぞにつつまれたままでした。幹部のベルク・カッツェがいやらしくて、なぜか憎めない、いい味を出していました。最後には首領に裏切られて死んじゃうんですけど。
 コンドルのジョーの最後の生き様は、ただただ感動あるのみ。
 子供向けから放送が始められ、それを脱皮した力作。
ゼロテスター 1973  アーマノイドと戦うゼロテスター達の活躍を描いたアニメ。
 お話はほとんど覚えていませんが、3体合体するテスター1号機が、とてもかっこよかったのですきでした。テスター2号機が、マンボウのような異様な形をしていて、これも印象的でした。
バビル2世 1973  超能力者同士の戦いという、新たなジャンルを打ち立てたアニメです。砂の嵐に隠されたバビルの塔、変幻自在のロデム、怪鳥ロプロス、深海ロボットポセイドンの3つのしもべ、など男の子の心をくすぐるアイテムもしっかり揃っていましたね。バビル2世は、いつも学生服を着ていて、とても地味なキャラクターだったのですが、さすがに後半からかっこいいヒーロータッチのスーツに描き替えられました。
 「砂の嵐に隠された」という設定は、今ならすぐに見つかってしまうでしょうけど、当時はそれで通用していたのです。
 私は子供の時、「エネルギー電撃波!」と叫んで、友達の腕を思いっきりひねって遊んでいました。
No Image SF西遊記スタージンガー 1978 ワーグナーに「ニュルンベルグのマイスタージンガー」というオペラがありますが、このアニメとはなんの関係もありませんでした。宇宙の中心(?)大王星で女王になるオーロラ姫を、クーゴ、ジョーゴ、ハッカの3人が大王星に連れて行くというお話。ジョーゴが、なにかにつけていつも電卓を出して、計算するのが面白くて好きでした。松本零士原作。
宇宙空母ブルーノア 1979  宇宙戦艦ヤマトのスタッフが作成とあって、大きな期待を持って日曜日のゴールデンタイムに放送されていました。
 ブルーノアは最初潜水艦としてでてきて、いずれ宇宙に飛び出すと言う設定だったのですが、いつまでたっても宇宙に飛び立たず、テレビ局に苦情が来る有様。。最後の3話くらいでいきなり宇宙に飛び立ち、派手に暴れて終わりましたが、いかにもとってつけたような印象は免れませんでした。
サイボーグ009 1979  現在まで版が途切れることなく単行本が発売されている石ノ森章太郎原作の、サイボーグたちの活躍を描いた不朽のSFアクションアニメの1979年版TVシリーズ。第1話「よみがえった神々」から第10話「大西部に散った友情」までの全10話を収録しています。
 アニメブーム最高潮の中、満を持してリメイクされたOO9。丁寧な作りで見応えがありました。宇宙樹編から始まり、ただのヒーロー物からミステリータッチに脱皮しようという意図が伺えます。天使編も作ってほしかった。平成になってから再びリメイクされています。
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