スポコン 題  名 放送年 コ メ ン ト
巨人の星 1968  いまさら必要のないくらい有名なアニメ。見たことがない人もパロディとしていっているのでは。改めて見ると、その大迫力に圧倒されます。なにをするにも極端なくらい全力投球の星飛雄馬は、60年代を象徴するヒーローです。
 頑固一徹の親父さんもそんなにテーブルをひっくり返したりしていません。そして登場人物がよく泣きます。その涙は熱く、情熱にあふれ、上昇する時代の熱気にあふれています。
 激動の昭和史を勉強させるためにも、ぜひ再放送すべし。
アタックNo.1 1969  巨人の星の成功を受けてつくられた、女の子版スポコンアニメ。とびうおアタックとか、必殺技もあって大人気でした。♪苦しくったって〜、悲しくったって〜コートの中では、平気なの。〜だって涙が出ちゃう。女の子なんだもん。と星いっぱいのウルウルお目々で言われた日にゃあ、熱い物がこみ上げて来ちゃいますよ。
 お話は単純明快。練習あるのみ、根性で練習すれば絶対に勝てるのだ。苦しくたって頑張るのよ。現代人が忘れてしまったひたむきさがここにはあります。
タイガーマスク 1969  プロレスブームに絶頂時に作られた、悲壮感漂うスポコンアニメ。悪役レスラー養成組織「虎の穴」に育てられた天才レスラータイガーマスクこと城直人。みなしご施設ちびっ子ハウスを救うためにファイトマネーを上納しなかったために、裏切り者として追われる羽目に。赤き死の仮面、3人のタイガー、タイガー・ザ・グレートなど個性的な敵役と血みどろの戦いを繰り広げます。原作では交通事故で死亡するという、救いのない終わりでしたが、アニメでは正体を知られて直人が日本を去るというものでした。勇ましいテーマソングとは対照的に、エンディングは悲しい歌。♪知らないで育った僕はみなし児さ〜ひねくれて星をにらんだ僕なのさ〜聴いていると泣けてきます。
あしたのジョー 1970  ちばてつや、梶原一輝コンビの大ヒット漫画のアニメ化。漫画でジョーが死んだときは、葬式まで出たそうです。アニメは、割と忠実に漫画を再現しています。ボクシングシーンは壮絶。かなりおどろおどろしくて、迫力があります。♪明日は、どっちだ〜
No Image キックの鬼 1970  真空飛び膝蹴りの沢村幸司を描いた劇画のアニメ化。当時は結構人気があったのですが、今は忘れられていますね。キックボクシングをメジャーにしました。
アパッチ野球軍 1971  あまり人気は上がりませんでしたが、泥臭い根性もののスポコン漫画でした。荒くれ者達が野球で友情を深めるというお話ですが、内容ははちゃめちゃで、ここまでされるとかえって気持ちがいいです。
 「網走」「材木」「ハッパ」など高度成長期の猥雑さ、貧困さがないまぜになって、泥臭さいっぱいです。登場人物が荒野のガンマンみたいだったり、どう見ても犯罪者のようなキャラクターが荒唐無稽なストーリーを盛り上げています。
 放送禁止用語てんこ盛りで、再放送はまず無いと思いますが、すべての子供はこれを見るべし
No Image 赤胴鈴の助 1972  ♪剣を取っては日本一の、夢は大きな少年剣士〜。その昔ラジオドラマで人気を博した、赤胴鈴の助、アニメに登場です。オールドファンなら知らぬもののいない「真空切り」はちゃんと竜巻が起こります。どうして起こるのかは、未知のままですが。「だれだ、名を名乗れ」「赤胴、鈴の助だ!」
エースをねらえ! 1973  このアニメを見て、テニスを始めた女の子がたくさんいました。高校に、金髪でくるくるパーマを巻いたお蝶婦人なんているはずないのですが、そんなことは些細なこと。ひろみ、エースを目指すのよ。
 監督の出崎統の演出は、お目々きらきら、透過光キラキラ、まぶしさいっぱいで盛り上げてくれます。のめり込んで見ないとその臭さに鼻をやられるかも。でも、のめり込まずにはいられません。
侍ジャイアンツ 1973  今をときめく宮崎駿、大塚康夫が関わった野球アニメ。ハイジャンプ魔球、大回転魔球、分身魔球などハチャメチャな魔球を、ど根性で完成させて活躍します。 野球の硬球を、「おりゃ〜」と握りつぶしながら投げて、信じられない変化をさせるとか、マウンドから5メートルくらい飛び上がってなげるなんていう、荒唐無稽な魔球が面白かったです。登場人物が、ルパンや不二子を彷彿とさせます。
ドカベン 1976  水島新司の大人気漫画のアニメ化。プロ野球選手も、ドカベンを見て甲子園を目指した人も、たくさんいるそうです。個性的なメンバーが揃う明訓高校野球部が、これまた個性派揃いのライバル達と、甲子園で死闘を繰り広げます。まんがでは、登場人物達が卒業した後、プロ野球で活躍する「プロ野球編」も続いています。
No Image 新巨人の星 1977  星飛雄馬は、実は右利きだった。野球は左利きが有利だと言うことで、一徹親父に無理矢理左利きに代えさせられていたのだ。というありそうな、ご都合主義のような設定で、再びよみがえった星飛雄馬。代打専門バッターから、右投手として再起、再び大リーグボールで、球界に旋風を巻き起こします。監督が長嶋、女房役キャッチャーが山倉というところに、時代を感じます。
No Image 一球さん 1978  真田幸村の子孫で、忍者の血を引く真田一球が、野球で大活躍。野球のルールはまったく知らないが、身体能力の高さで勝負します。男どアホウ甲子園の藤村甲子園、球二、球三、豆タン、左文字などが、大人になって出てきます。最後の戦いは甲子園で、藤村球二、球三率いる南波高校との決戦でした。
No Image 野球狂の詩 1978  水島新司のプロ野球漫画。毎年最下位の東京メッツが舞台。アニメでは、プロ野球初の女性投手、水原勇気が活躍するところを描いています。当時は大人気漫画で、実写版の映画まで作られました。なぜかホットパンツでした。それ以外にも「北の狼、南の虎」など、面白い話がありました。現在では、東京メッツは札幌ドームに本拠地を移し、漫画は続いています。
がんばれ元気 1980  小山ゆうのボクシング漫画のアニメ化。親の反対を押し切って結婚したボクサーは、試合で亡くなり、母も死んでしまう。残された元気は、金持ちの祖父母に引き取られ、父の道、ボクシングに打ち込む、と言うお話。暗いような明るいような、やっぱり小山ゆうは、暗いのが基本かな、と思わせる暗く熱い根性スポコンドラマ。
テニスの王子様 2001  まじめなテニス漫画だと思ってみていたら、必殺技っぽいのが出てきたりして、テニスの内容自体は、荒唐無稽です。やたらと根性を追求していた、高度成長期とは違って、現代のスポコン漫画は、あくまでクール。燃えるにしても斜に構え、青い炎を燃やします。登場人物、全員の目つきが悪いのは、気のせい?
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